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津軽鉄道沿線の旅レポート その2。

津軽鉄道沿線の旅レポート その1。からの続きです。

 

いよいよ中里観光バスに乗って移動です。

 

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説明をしてくださったのは、添乗員さん、というか、

奥津軽トレインアテンダントの小山さん。

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つまり本来は、ストーブ列車のアテンダントが本業なのです。

 

もちろんオール青森弁。(でも、わかりやすい)

あくまでも「バスガイドさん」じゃないので、

手順や説明はカタコトではありますが

温かみのある、お国言葉と微笑みをくれる楽しい説明です。

9 tatineputa.JPG

ここで、ちょっとだけお勉強。

五所川原の町は、米とりんごが特産品。

これらを運ぶ物鉄道が町の発展に寄与しました。

 

豪商・商売人が多かった地区だったため、

それにより、青森市のねぶた、弘前市のねぷた、とは違った

豪華絢爛な「立佞武多」が作られたのだそうです。

 

(詳細は、五所川原市のHP

 または、ウィキペディアなどで、ご確認を・・・)

 

立佞武多の説明をしてくださったのは、

津軽鉄道 営業グループリーダー 菊池さん。

(写真は撮ったのですが、ブレブレで公開に値せず!

レポート3にてお顔出てきます!)

9 tatineputa2.JPG 

立佞武多は、歴史上、一時廃れてしまった過去があります。

復刻したのはなぜか?どんな思いで再興されたのか?

(これまた長くなるので、レポートの後半で、記載します。)

 

菊池さんは、復刻の時に大きく関わった方の一人。

とても熱い思いと、愛があることが伝わります。

 

いろいろな話を聞いているうちに、五所川原駅へ到着!

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ここでぜったい紹介したいのが、この施設。

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駅の傍には「企業組合でる・そーれ」が運営する

「地域交流施設 サン・じゃらっと」があります。

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ほんとに、目の前。 

 

ストーブ列車をはじめとする情報やパンフレットを設置しているほか

「コミュニティカフェ でる・そーれ」も開設しています。

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石炭のごとく真っ黒な「石炭クッキー」や

「青森シャモロックのとまとシチュー」というのもありました。

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また、特産品の1つでもある、

五所川原でしかとれない「赤ーいりんご」の加工品なども置いています。

花も、葉も、身の中も赤いのは、ポリフェノールの色素なんだって!

 

企業組合、と名が付いていますが、運営に携わっているのはNPOの方々。

最初この場所は、板の張られた空家で

周りの人からは

「こんなところで何か始めても上手くいかない」と言われていたそうです。

 

それが、今では人の集まる場所に・・・!

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材料となる食品の、生産者も掲示されていて、

観光客には嬉しい地元感たっぷりな、物・情報・話が詰まった所なのでした。

 

さて、長いことお待たせしました!

いよいよ、ストーブ列車に乗り込みます。

続きをクリック。

 

 

 

 

 

駅舎を抜けてホームに行くと、

遠くに、煙をモクモクさせた、オレンジ色のストーブ列車ちゃんが待機。12 suto-bu.JPG

(後にオレンジ色の車体は、後方だと気づく・・・)

 

乗った瞬間は、ちょっとだけ磯臭い(笑)

なぜなら、皆、ストーブでスルメをあぶって食べるので、

空気が、スルメのスメルなわけです。(完全におやじギャグ)

 

シートは、朱色。こぢんまりしていて

対面の方と膝が触れ合うほどの近さです。

12 naka.JPG 

歓迎セレモニーとして、五所川原市長のお話がありました。

13 sichou.JPG

それが終わると、「ファーン。(行ってきます)」

というような音を鳴らして、ゆっくり列車が進みました。

12 sto-bu2.JPG 

知らない方と同じボックスに座り、

道中、何気ない話が気軽に出来てしまうのが、素晴らしい。

みんなワクワクしていて、列車の中が一体感に包まれています。

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ボックスのテーブルつなぎ目には、こんなかわいらしい表示が。

センヌキ!

 

ワゴンでやってくるのが、スルメをはじめとする

日本酒やビール、りんごのペーストが挟まれたどら焼きなど。

13 hanbai.JPG

ちなみに、販売しているのが、営業リーダーの菊池さん。大忙し!

 

スルメは、ちょっと薄めで、小ぶりですが、これがストーブ列車用の、良いサイズ!

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そしてなんと。石炭をくべるのは、アテンダントのお姉さん。

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とっても可愛くて華奢な方なのですが、モリモリ石炭を足し、

真っ赤に燃える炎と戦いながら、スルメをあぶってくれます。

 

さらに、日本酒が、非常に飲みやすいーーー。

13 sake.JPG

スイスイ飲めてしまう、やや甘めの上品な味。ツンとこない。

思わず言っちゃいました「天国だぁー」

 

体の中と、ストーブが、熱いくらい暖かかったです。

 

隣やお向かいの席の方々と話していると、

あっという間に、終着駅 津軽中里駅に到着しちゃいました。

 14 nakasato.JPG

もうちょっと乗っていたいなー。

と思わせてくれる距離でした。 

 

そのあとの行程は、レポートその3にて報告致します。

 

  

【その3 予告】  

真冬のアスパラガスのおいしい秘密をご紹介。

十三湖のあっつい想いの蜆職人、八木澤さんが登場しまーす。

食べ物だらけの写真になりそうです。乞うご期待!

 
 
 
 
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